【企業向けコーチング導入実績】合同会社イーストタイムズ コーポレートコミュニティ&デザイナー濵口 彩歌氏

100%リモートワークの壁を超えて「個」から「チーム」へ成長
コーチングワークショップを通じた「みんなが笑顔になる場づくり」の挑戦

「みんなが笑顔になる場を作りたい。」合同会社イーストタイムズでコーポレートコミュニティマネージャーを務める濵口 彩歌(はまぐち あやか)さんは、こう語ります。

イーストタイムズは全国各地にメンバーが点在し、オンラインでのやりとりが主になっています。オンラインならではの意思疎通の難しさやコミュニケーション不足が課題となるなかで、根本的な問題解消につながったのが、月に1回開催されているライファヘッドの全社向けコーチングワークショップでした。

メンバーの笑顔が増え、本当のチームになっていく様子を見て、社内コミュニティ形成におけるコーチングの価値を実感したと言います。横のつながりを創出しようと日々奮闘する濱口さんに、コーチング導入後の変化やライファヘッドの魅力について話を伺いました。

合同会社イーストタイムズ
コーポレートコミュニティ&デザイナー
濵口 彩歌氏

8年間接客の仕事を経て、結婚を期に和歌山にIターン。3人の子育てをしながらフリーランスのデザイナーとして活動。2020年からイーストタイムズメンバーとしてコーポレートコミュニティデザイン、デザイナー、総務などを担当。「言い方一つで争いは減る」との想いから、意見が言いにくい人も言いやすい環境づくりや、対話で人と人をつなげることができるコミュニティデザイナーを目指す。JAAMP認定資格メンタル心理ヘルスカウンセラー、行動心理カウンセラー

コーチングで社内のコミュニケーション活性化を目指すコミュニティマネージャー

ーー簡単な自己紹介をお願いします。

合同会社イーストタイムズで、コーポレートコミュニティマネージャーとグラフィックデザイナーをしている、濵口と申します。新しく入社したメンバーへのオンボーディングをはじめ、入社後に困ったことがあれば相談できるような総合的な窓口であったり、メンバー間の横のつながりを生み、コミュニティとして活性化するような企画を担当しています。そのなかの1つがライファヘッドさんにして頂いているコーチングの場づくりになります。

ーーイーストタイムズで、どのようにコーチングを取り入れているかお聞かせください。

坂さんとの個別セッションと全社向けコーチングワークショップという2パターンで導入しています。

個別セッションは、自己成長を目的とし、入社後3ヶ月間と半年後の合計4回、坂さんからコーチングを受けられます。加えて役員は、月1回の頻度で継続的にコーチングを受けています。コーチングワークショップは、月1回あります。坂さんが、現在会社に必要なことを毎月判断し、テーマを設定してくれます。雇用形態や部署に関係なく誰でも参加できるようなオープンな場になっています。

イーストタイムズのメンバーは全国各地に点在しており、ほぼ100%テレワークになります。基本的なコミュニケーションは全てオンラインのため、馴染めず気持ちが離れてしまったり、意思疎通が上手くいかずモチベーションが下がってしまったり。そんなオンラインならではの課題を解消するために、個別にケアをしたり、交流の機会を開いたりしましたが、どうしても表面上と言いますか……根本的解決に至っていませんでした。

そんな時、坂さんの個別セッションを受けていたら、私自身が他者との関係性で悩むことが減ったんです。それまで、オンラインコミュニケーションが上手く行かず落ち込むこともありましたが、コーチングで自分の価値観がブラッシュアップされたことから自己開示にもつながり、コミュニケーションが楽になっていきました。この場では、何を言っても間違いではない、受け入れてもらえるという感覚が生まれてきたのです。

その頃から、コミュニケーション活性化における全社向けコーチングワークショップの価値を感じるようになり、現在に至ります。

コーチングで明確になった自分のゴール「みんなが笑顔になる場づくり」

ーー濵口さん自身は、企業導入前から「コーチング」のことはご存知でしたか?

いえ、コーチングという言葉すら知らなかったんです。「コーチ」という響きから何かを教えるのかなと思っていたので、最初に個別セッションを受けた時はなんとなく漠然として腹落ちしなかったのですが、定期受講するにつれて、コーチングへの理解が深まり、自分の思考を少しづつ言語化できるようになっていきました。

ライファヘッドさんのコーチングは認知科学に基づいていて、その人の持っているものを最大限に引き出し、現状の壁を突破していく自分を描かせてくれます。コーチングを受けたことで、自分は物事を小さく考えてしまう癖があることに気が付いたんです。

コーチングを受けていると、みるみると自分の視野が広がっていき、目指すべきゴールを明確にイメージできるようになっていきました。そこで見つけたゴールが「みんなが笑顔になる場づくり」でした。

ーー「みんなが笑顔になる場」について、もう少し具体的にお聞かせください。

「みんなが笑顔になる場」をデザインができるようになるのが、私の夢です。

自分の考えを他者に伝えられる場、すなわち相手を受け入れて話を聞こうとする空気感のある場、お互いを認めあっている安心感ある場。その人がその人らしくいられることや相互理解の延長線上に、笑顔が生まれてくると思っています。

その思考で周りを見渡した時、コーチングワークショップはみんなを笑顔にするなとハッとしました。

「これが私のありたい場なんだ」と自分個人のゴールと、コミュニティマネージャーとしてコーチングワークショップを企画する仕事の重なりを実感し、より力を入れるようになりました。

ワークショップで、組織が「個」から「チーム」への成長を実感

ーー全社向けコーチングワークショップ導入後に起きた変化があれば、教えてください。

イーストタイムズでは、会社が目指す先のゴールと、メンバー個人が目指すゴールを重ね合わせて進んでいくことが大事だと考えています。そして、個人のゴールにある背景や想いがどういったものなのかを、お互いが理解し、認め合っていくことが、「個」から「チーム」になっていくために必要な道なんです。

コーチングワークショップという場を通じたメンバー同士の対話には、コミュニティ形成につながる可能性を感じています。対話の中で、相手との信頼関係が生まれたり、ワークショップのなかで褒め合う事で、人と人との関係性がパワーアップしている気がします。

最近は、月1回のコーチングワークショップを楽しみにしてくれている人も多く、メンバーから「会社を作り上げていくのに必要な時間だよね」という声があがるようになりました。仲間との対話を経て、会社のゴールが自分事になってきているからこその言葉だと思います。

「どうせ出来ない」を辞めたら人生が輝き出した

ーーこれからも組織としてコーチングを導入していきたいと思いますか?

もちろんです!コーチングを受けてからというもの、目標への意識が変わって自分でも驚いています。

簡単に言うと「どうせ無理だろう」という思考を手放しました。出来ないと決めつけるのではなく、やってみてから決めたらいいかと思うようになったんです。その結果、仕事は自分で試行錯誤して動くようになりましたし、プライベートでは長年関心はあったものの一歩踏み出せなかった歌のオーディションに応募してみたりと、思考の変化に伴って行動が変わっていきました。

私自身がコーチングで変わったと自負できる一人なので、自信を持って社内メンバーにもコーチングの良さを広めたいですし、チャレンジしている私を見た子供や友達が「自分ももっと人生を楽しまないと!」と刺激に思ってもらえたら嬉しいので、これからもコーチングを仲間と一緒に受けていきたいと思います。